TCGショップをはじめよう!その4「何を切って、何を捨てるか」
2016年2月19日 TCGショップやあ。元気だったかな?
気が付けば2か月ほど放置状態だったわけだ。まあ、あれだ。
きっと仕事が忙しかったんだよ? 多分。
さて、本題だ。
そろそろ店の方向性は決まってきたかな?
自分の好きなゲームを置くのは当然として、人気のゲームや話題のゲームを置くのもいいだろう。
大会の有効性なんかも考慮しながら店の方向性を考えていくといい。
だがしかし、ゲーム同士の親和性があることも考えなくてはならない。
1つのゲームだけを一生続けるのも面白いけど、毎日カレーばかりじゃ飽きてしまうだろう。
・面白いゲーム
・好きなキャラを使えるゲーム
・ごっこ遊びが出来るゲーム
・賞金がもらえるゲーム
などなど、ゲームそのものへの向き合い方は人それぞれ、またゲームによって異なってくるだろう。
ヴァンガードとMTGの両方をプレイしている人間は少ない。WSとChaosならどうだろう?
両方プレイしていることは十分に考えられるんじゃないだろうか。
そして取り扱いの重さに対して、リターンが釣り合うかどうかで考えてみてほしい。
毎月リリースが行われているのに、利益率は10%では手間ばかりかかってしまい在庫を圧迫してしまうだろう。
そして「僕はガチプレイヤーだから。MTGだけ取り扱うぜ!」
という考えが出発点であっても、カジュアルフォーマットへの理解が無くては機会損失の連続になってしまうだろう。
逆に「みんなでワイワイ楽しめるカジュアルなキャラゲーをメインでやろう」
という考えを持っていても、どんなゲームでも勝率のみを追求する層はいるのだ。強いカード、高いカードへの接し方は考えなくてはならない。
さて、ここまで言ってきたことは実際に触れあってみないことには、ピンとこないだろう。
僕自身の考えでは、全部やる or 何もやらないだ。
リスクヘッジ。
昨今のTCGは賞味期限が短い、MTGは2年でローテーションするし、だいたいのゲームは2年で寿命が尽きる。
よしんば生きながらえても、2年ぶり戻ってきたら以前とはカードパワー(どころがシステム)が別物になっているだろう。
誤解しないでほしいのは、カードパワーは上がっていいし、ルールが変わっていてもいいし、禁止カードでデッキが崩壊してもいい。
しかし遊べる場所は用意してほしい。
年に1回でもいい、2回でも、ゲームショウと併設でもいい。
だから公式の大きなイベントを行って欲しい、そうでないならダラダラと続けずにサポート自体を終了してほしい。という思いをしたユーザーは多いだろう。
そして、店はそのプレイヤーを助けるようなことをしてはいけない。
大損である、死にかけのゲームに義理人情で付き合うのは共倒れを招くどころか、他のゲームを楽しんでくれる人への配慮に欠ける。
すっぱり辞めて、次の楽しみを見つける。手伝うならその方向で動くべきだ。
要約するなら。
趣味嗜好ではじめたとしても、常に利益を追求すべきである!
義理人情を発揮する場合は、相手を考えて。 といったところか。
今回はこんなとろで終了。では質問に答えていこう。
これは非常にデリケートな問題だ。
アニメ、ゲームで話題になったとしても賞味期限が短く、カードに対してスペースも食う。
ゲームやメーカーの意向で使用できなくなる、何より対戦相手が嫌な顔をすることもある。
現に硬派なショップでは取り扱いを行っていないこともある。
以前に比べてメーカーは
・生産数を抑える。
・メディアが取り扱ってくれる時期に発売する
などの事情に気を付けてリリースしてくれていはいるが、お店としてはギャンブルに近いタイミングで仕入れを行わなくてはならない。
だが、売れれれば利益だ。そして、自分がたくさん仕入れられないなら、周囲ももちろんそうだろう。
常連に声をかけて、欲しい数を確認したり、告知を行い予約をとるなどして、取れるところでしっかりとっておくべき。
仕入れる、仕入れた分売れる。とはいかない。
また、取り扱いをやめてしまったら「あの店は多分仕入れてないな」と思われることもある。客層と相談だ。
気を付けなければいけないのは、高騰することを期待しない、ということ。
高く売れるのはいいことだが、高く仕入れて長く寝かせる必要がある商品は回転率が悪い。
必要数仕入れて、サクッと損切りすればいい。大会景品にしてもいいし、福袋に入れてもいい。
損切りさえしっかり行えれば、十分に利益が見込めるのだ。
続いては
出来るだけ持つ! などということはまず無い。
お金と商品を常に回転させなければならない事情を抱えるのなら、高騰を期待して在庫を寝かし続けるのは勿体ない。
そして売り切ってしまうのは更に勿体ない。
センスなのか、経験なのかはわからないが「必要な分を必要なだけ」持っておける考え方が必要だ。
・ショップAで2000円で売れているものが、Aから徒歩10分のところにあるショップBでは1800円で残っている、まるで売れていない。
こんな状況に出くわすことはザラだろう。そして、Aが1500円で買い取りを行っていてもBではまだ在庫がある。
ひょっとしたらBは独自のルートがあって、常に安い状況を保てているのかもしれないが、Aでは2000円で売れているのだ。浮いた200円×枚数でほかの商品を仕入れて、それを売れば更なる利益を得ることができるだろう。
クソレア(クソアンコ)はストレージ○○本まで! という目標を常に維持し続ける。
そして資産は常に回転させる。 余計なリスクは負わない。
以上の目標を保ち続ければ、問題なくお仕事ができるだろう。
ギャンブルするタイミングはあるだろうが、毎日毎日それを考える必要は無い。
そして、毎回成功しなければならないギャンブルに賭けなければならない時点で、それは商売ではない。
以上だ。
気が付けば2か月ほど放置状態だったわけだ。まあ、あれだ。
きっと仕事が忙しかったんだよ? 多分。
さて、本題だ。
そろそろ店の方向性は決まってきたかな?
自分の好きなゲームを置くのは当然として、人気のゲームや話題のゲームを置くのもいいだろう。
大会の有効性なんかも考慮しながら店の方向性を考えていくといい。
だがしかし、ゲーム同士の親和性があることも考えなくてはならない。
1つのゲームだけを一生続けるのも面白いけど、毎日カレーばかりじゃ飽きてしまうだろう。
・面白いゲーム
・好きなキャラを使えるゲーム
・ごっこ遊びが出来るゲーム
・賞金がもらえるゲーム
などなど、ゲームそのものへの向き合い方は人それぞれ、またゲームによって異なってくるだろう。
ヴァンガードとMTGの両方をプレイしている人間は少ない。WSとChaosならどうだろう?
両方プレイしていることは十分に考えられるんじゃないだろうか。
そして取り扱いの重さに対して、リターンが釣り合うかどうかで考えてみてほしい。
毎月リリースが行われているのに、利益率は10%では手間ばかりかかってしまい在庫を圧迫してしまうだろう。
そして「僕はガチプレイヤーだから。MTGだけ取り扱うぜ!」
という考えが出発点であっても、カジュアルフォーマットへの理解が無くては機会損失の連続になってしまうだろう。
逆に「みんなでワイワイ楽しめるカジュアルなキャラゲーをメインでやろう」
という考えを持っていても、どんなゲームでも勝率のみを追求する層はいるのだ。強いカード、高いカードへの接し方は考えなくてはならない。
さて、ここまで言ってきたことは実際に触れあってみないことには、ピンとこないだろう。
僕自身の考えでは、全部やる or 何もやらないだ。
リスクヘッジ。
昨今のTCGは賞味期限が短い、MTGは2年でローテーションするし、だいたいのゲームは2年で寿命が尽きる。
よしんば生きながらえても、2年ぶり戻ってきたら以前とはカードパワー(どころがシステム)が別物になっているだろう。
誤解しないでほしいのは、カードパワーは上がっていいし、ルールが変わっていてもいいし、禁止カードでデッキが崩壊してもいい。
しかし遊べる場所は用意してほしい。
年に1回でもいい、2回でも、ゲームショウと併設でもいい。
だから公式の大きなイベントを行って欲しい、そうでないならダラダラと続けずにサポート自体を終了してほしい。という思いをしたユーザーは多いだろう。
そして、店はそのプレイヤーを助けるようなことをしてはいけない。
大損である、死にかけのゲームに義理人情で付き合うのは共倒れを招くどころか、他のゲームを楽しんでくれる人への配慮に欠ける。
すっぱり辞めて、次の楽しみを見つける。手伝うならその方向で動くべきだ。
要約するなら。
趣味嗜好ではじめたとしても、常に利益を追求すべきである!
義理人情を発揮する場合は、相手を考えて。 といったところか。
今回はこんなとろで終了。では質問に答えていこう。
キャラクタースリーブは賞味期限も短いし、よくワゴンセールになっているのを見かける(そして飽和する)。取り扱うメリットはあるのか?
これは非常にデリケートな問題だ。
アニメ、ゲームで話題になったとしても賞味期限が短く、カードに対してスペースも食う。
ゲームやメーカーの意向で使用できなくなる、何より対戦相手が嫌な顔をすることもある。
現に硬派なショップでは取り扱いを行っていないこともある。
以前に比べてメーカーは
・生産数を抑える。
・メディアが取り扱ってくれる時期に発売する
などの事情に気を付けてリリースしてくれていはいるが、お店としてはギャンブルに近いタイミングで仕入れを行わなくてはならない。
だが、売れれれば利益だ。そして、自分がたくさん仕入れられないなら、周囲ももちろんそうだろう。
常連に声をかけて、欲しい数を確認したり、告知を行い予約をとるなどして、取れるところでしっかりとっておくべき。
仕入れる、仕入れた分売れる。とはいかない。
また、取り扱いをやめてしまったら「あの店は多分仕入れてないな」と思われることもある。客層と相談だ。
気を付けなければいけないのは、高騰することを期待しない、ということ。
高く売れるのはいいことだが、高く仕入れて長く寝かせる必要がある商品は回転率が悪い。
必要数仕入れて、サクッと損切りすればいい。大会景品にしてもいいし、福袋に入れてもいい。
損切りさえしっかり行えれば、十分に利益が見込めるのだ。
続いては
MTGに限ったことではありませんが…
旬を過ぎたカードや一見ゴミと呼ばれるカードが山ほどありますが…現在では後に高騰することもあるため出来れば保存しておきたい。
その反面、保存には物理的に限界があり全てを保存することは難しい。というジレンマに直面すると思うのですが…
どのようにその辺りの折り合いをつけているのでしょうか?
出来るだけ持つ! などということはまず無い。
お金と商品を常に回転させなければならない事情を抱えるのなら、高騰を期待して在庫を寝かし続けるのは勿体ない。
そして売り切ってしまうのは更に勿体ない。
センスなのか、経験なのかはわからないが「必要な分を必要なだけ」持っておける考え方が必要だ。
・ショップAで2000円で売れているものが、Aから徒歩10分のところにあるショップBでは1800円で残っている、まるで売れていない。
こんな状況に出くわすことはザラだろう。そして、Aが1500円で買い取りを行っていてもBではまだ在庫がある。
ひょっとしたらBは独自のルートがあって、常に安い状況を保てているのかもしれないが、Aでは2000円で売れているのだ。浮いた200円×枚数でほかの商品を仕入れて、それを売れば更なる利益を得ることができるだろう。
クソレア(クソアンコ)はストレージ○○本まで! という目標を常に維持し続ける。
そして資産は常に回転させる。 余計なリスクは負わない。
以上の目標を保ち続ければ、問題なくお仕事ができるだろう。
ギャンブルするタイミングはあるだろうが、毎日毎日それを考える必要は無い。
そして、毎回成功しなければならないギャンブルに賭けなければならない時点で、それは商売ではない。
以上だ。
TCGショップをはじめよう!その3「彼を知り己を知ればあと100年戦える」
2015年12月30日 TCGショップ商売の基本、というよりも生き方の基本だ。
人の優れているところをお手本にして、ダメなところを真似しないようにしよう。
マイノリティを気取るのはマジョリティを抑えてからだ。
常々これを勘違いしている人が多いと感じていた。なので、今回はコラムではなく、競合店はどういう感じなのかをつらつら書いていこうと思う。
カードラボとホビーステーションは店頭のショーケース内に少数ある商品が、バックにストックされてたりするのでタイミングを選ん訊ねてみるのが吉。
独断と偏見とよく使うお店をまとめてみたが、まあこんなところかな?
価格と在庫量は常にチェックしたほうがいいだろう、高すぎてもいけないし、安すぎてもいけない。
売買は適正(と思われる)価格で行なうのが理想だからだ。
人の優れているところをお手本にして、ダメなところを真似しないようにしよう。
マイノリティを気取るのはマジョリティを抑えてからだ。
常々これを勘違いしている人が多いと感じていた。なので、今回はコラムではなく、競合店はどういう感じなのかをつらつら書いていこうと思う。
あみあみ(http://www.amiami.jp/)
TCGネットショップの老舗、問屋営業も行なっており、豊富な在庫と品目が見所。
プラモやフィギュアなどもある。
僕ら世代だとあみあみからシングルを購入した人もいるだろうけど、それはもう終了している。古物にはリスクや手間が付きまとうので、メリットとデメリットを天秤にかければ仕方ない。
情報も早く、割引率も一律なので結構なショップがここの動向を参考にしている。
駿河屋(http://www.suruga-ya.jp/)
あみあみとの違いは中古販売を行なっているところ。
見所は定期的に入れ替わる特価品、転売ルートを持っている人なら積極的に覗いてみるのもいいだろう。
プロジェクトコア(http://www.projectcore.jp/)
ポケモンやクルセイドなど取扱店が少ない商品を大きく取り扱っているところに魅力を感じる。
MTGなどメジャータイトルもしっかり扱っている。
ビッグマジック(http://www.bigweb.co.jp/)
こちらも国内タイトルをほぼ網羅している。
BMOなどMTGイベントも精力的に行なっており、ほぼほぼ業界のトップだろう。
実店舗の色は結構違っているので、目的によって使い分けるといい。
カードラボ(http://www.c-labo.jp/)
巨大な母体があるので、不思議なコンテンツが時折目立つ。
Z/XやBFなどの競技性(参加者主催イベントが多いという意味)が高いタイトル への協力が精力的。
デッキ販売なども行なっている。また、ポイント交換も魅力的。キャラコンテンツへの愛が深い。
ホビーステーション(http://www.hbst.net/)
アークライト(http://www.arclight.co.jp/)の商品を取り扱っており、海外産のゲームを分かりやすく遊べる。
サイン会を開催したり、コスパ(http://www.cospa.com/)と同ビル内にあったりもするので、オタ活には非常に適している。
カードラボとホビーステーションは店頭のショーケース内に少数ある商品が、バックにストックされてたりするのでタイミングを選ん訊ねてみるのが吉。
アメニティードリーム(http://amenitydream.co.jp/)
豊富な在庫量と商品知識が売り。
市場価格にも明るく、常に他店の動向を受けて行動しているため常に適正価格で売買を行なえる。まさに商売第一の店。
特価コーナー(シェフのおすすめ)が最大の魅力。
また、秋葉原店の高額ショーケース(まだあるのかな?)は一見の価値あり。
実店舗、通販共にクレジットカードには未対応なので、お気をつけください。
Getchu屋(http://www.getchu.com/)
正確にはTCGショップではないが、サプライや書籍などを数多く取り扱っているため、覗いてみるのもいいだろう。
穴場なため世間的に品薄の商品も案外残っている。
トレカの洞窟(http://doukutsu.jp/)
不思議な立地と店構え。ともかく安い!
魅力は多いものの、最近は接客面での悪評が目立つ。
晴れる屋(http://www.hareruyamtg.com/jp/default.aspx)
MTG最強ショップ。イベントも多く、運営もスムーズ。
品揃えも豊富、店内も綺麗。
変なカードが何故か高かったりするのが玉に瑕。
とはいえ欲しいカードがしっかり纏まって手に入るので不便は感じないはず。
利益の出し方は店の色。
カードボックス(http://www.cardbox.sc/)
フランチャイズが多く、十人十色な店作りなため自分にあった店を探すのがいいだろう。
HPも情報量の割には綺麗にまとまっている。
カードキングダム(http://cardkingdom.jp/)
老舗、映像作品に力を入れており、メーカーとのタイアップも多い。
カードラッシュ(http://cardrush.blog.fc2.com/)
バイヤー色が強い。カードは安く、回転率が高い商材で纏まっている。
長居をするお店では無いので、「寄る」という感じで利用するのがいい。
東京MTG(http://tokyomtg.com/)
お洒落で落ち着ける内装と雰囲気。
大会も精力的で、カードの価格も適正。
席数が若干少ないところだけが残念だけど、GPTやPPTQぐらいなら十分か。
ミント(http://mint-web.jp/)
スポーツカードがメインのため、TCGの扱いが無い店が何店かある。
こちらも用途によって使い分けたほうがいいだろう。
ブラックフロッグ(http://blackfrog.jp/)
MTG専門店。価格が安く、HPも見やすく綺麗。
在庫数が若干少ないのが辛い。
遊々亭(http://yuyu-tei.jp/)
アーケードTCGはほぼ国内最強店舗だろう。
コラムや配信動画も見ごたえがある。
独断と偏見とよく使うお店をまとめてみたが、まあこんなところかな?
価格と在庫量は常にチェックしたほうがいいだろう、高すぎてもいけないし、安すぎてもいけない。
売買は適正(と思われる)価格で行なうのが理想だからだ。
TCGショップをはじめよう!その2「転売は最も儲かる商売である」
2015年12月24日 TCGショップやあ、クリスマスイブを満喫してるかな?
新約聖書によるとクリスマスは聖誕祭の日であって、誕生日では無いらしいぞ。
あんまり薀蓄を恋人にすると、百年の恋も冷めちゃうらしいね。HAHAHAHAHA!
今日も浅く浅く、個人的な感想を述べていこう。
さて、君は法人でも個人でも構わないが、登記を済ませたら古物営業の許可を取らなければならない。
これが無いと大っぴらに古物商を営むことが出来ないんだ。
警視庁のサイト→http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetuzuki/kobutu/kobutu.htm
登記には40日前後かかるので、その間に店の内装やメーカーや問屋に挨拶をしておこう。
場合によっては周辺の競合店とイベント日の相談をしてもいいかもしれない(談合はダメだぞ)
早速ではあるが君は転売をしたことがあるかな?
A店で200円で売っているものが、B店では400円で買い取られていて、ネットオークションでは300円で買い取り手が見つかるアレだ。
この場合A店は勿体無い売り方をしているのだろうか? いや、確かにもっと高く売れた可能性もあるが、その値段のまま1週間経っていたらどうだろうか。
そして、それを100円未満で買い取っていたら?
十分な儲けじゃあないか。
個人であれ、店舗であれ売りと買いのバランスさえ取れていればなんの問題も無いでは無いか?
まあ、待て。反論はあるだろう、でも最後まで聞いて欲しい。
上司の使うケースバイケースや臨機応変は非常に不愉快だ。そしてそれは世に満ちている不条理でもある。
さてさて、話を戻そう。この場合転売を行なっているのは誰になるだろうか?
答えは全員が転売を行なっている。そしてA店が1番儲かる可能性がある(なぜかな?)
TCGの価格は常に変動し、すぐに手放したほうがいいものも多い。
在庫が無ければ機会損失は起きるし、値段を上げ損なってしまい利益が下がることにもなるだろう。
しかしながら売らなければ買えないのだ、勿体無いことをしたと嘆く暇があれば、そのお金で他のカードを仕入れればいい。
それでは転売のメリットとはなんだろうか?
それは元手がかからないことだ。
そして、仕入れと販売の価格と場所、そして時間を操作できることだ。
レンタルショーケースやオークションサイトが行なっていることも言ってしまえば一種の転売行為だ。「場所と時間を売りますので、好きに商売をしていただいて構いませんよ、その利益はこちらに還元されますのでネ・・・・」といった具合だ。
これは極端な言い方をしたのだが、売買は売り手も問屋や親会社、フランチャイズなどさまざまなしがらみがあるが、転売は限りなくそれを軽減できると考えている。
勘違いをしないで欲しいのだが、僕は転売を諸手を挙げて賛成することも無ければ、強く否定することも無い。
日本人は積極的に儲けを上げることに嫌悪と拒絶感を示す。それは明らかに勿体無いことだ、本音はそこには無いとしてもだ。
「ファンが血眼になって探しているライブのチケットを何枚も転売している奴がいる、許せない!」
「俺が作ったCDがメーカー希望小売価格で売れて、入ってくる印税は数%なのに転売してる奴らはその何倍も儲けている」
しかし売り手としては高く買ってくれる人こそありがたく、またそのお陰で価値が上がるから次は生産量を増やそうと思うわけで、完全にマイナスを受けることは無いはずだ。
人は意地汚く利益を追求していい
競争なき社会は~といった話ではなく、このご時勢ネットの波に乗っかってしまえばモノの価値を図るのは簡単だ。
それをどう利用するかは個人の自由。
ものを作らず、買って売る。
あの企業も、その企業も成り立ちは案外そんなものだ。同人誌を転がすことが巨万の富を生むし、広告を転がしたり、土地を転がしたり、転がせるものは世の中にいくらでもある。
そんな時代だから第一~第二次産業が軽んじられているのだが、どうせあと10年もしないうちに逆転するだろう。なのでこの話はここで御仕舞い。
さて、早速質問を貰ったので答えていこうと思う。
関東全域にお住まいのアンコウさんからだ。
個人的な意見になってしまうのだが、こういう軽めのギャンブル(あえてギャンブルといわせてもらう)は元締めの利点の方が大きい。いわば寺銭だ。
なぜならば、TCGプレイヤーで現存する全てのデッキを組むなんて人間は、少数派だからだ。
高くても必要の無いカードを手に入れたら売る、という人間は多い。すかさずそこで、「今なら在庫薄いし~~円で買うよ」
パックは売れ、在庫は潤う、まるでサービスしているかのような雰囲気まで醸し出される。
そして、もし「いつか使うかも」って雰囲気を出されたら他のパーツが売れる可能性が高まる。
コモンも纏めて売れるかも? いやいや、それならパックを買うこともあるかも?
負けた人間は可能性に乗っかるし、勝ってる人間は調子に乗りやすい。パックはどんどん減っていくだろう(ついでに君の財布の中身も)
経緯はどうあれ、パックは売れるわけだ。喜びこそすれ、悲しむことは無い。
場の雰囲気を読んで、自分の財布と相談したならば参加するのがいいだろう。
お金の流れだけで考えるなら
経営者的>従業員>顧客
となるが、等しくパックを開封してカードを持ち帰るので結果的にはイーブンの関係だ。
規模がカートンやボックスになると、その限りでは無いが。
それではまた次の機会に
新約聖書によるとクリスマスは聖誕祭の日であって、誕生日では無いらしいぞ。
あんまり薀蓄を恋人にすると、百年の恋も冷めちゃうらしいね。HAHAHAHAHA!
今日も浅く浅く、個人的な感想を述べていこう。
さて、君は法人でも個人でも構わないが、登記を済ませたら古物営業の許可を取らなければならない。
これが無いと大っぴらに古物商を営むことが出来ないんだ。
警視庁のサイト→http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetuzuki/kobutu/kobutu.htm
登記には40日前後かかるので、その間に店の内装やメーカーや問屋に挨拶をしておこう。
場合によっては周辺の競合店とイベント日の相談をしてもいいかもしれない(談合はダメだぞ)
早速ではあるが君は転売をしたことがあるかな?
A店で200円で売っているものが、B店では400円で買い取られていて、ネットオークションでは300円で買い取り手が見つかるアレだ。
この場合A店は勿体無い売り方をしているのだろうか? いや、確かにもっと高く売れた可能性もあるが、その値段のまま1週間経っていたらどうだろうか。
そして、それを100円未満で買い取っていたら?
十分な儲けじゃあないか。
個人であれ、店舗であれ売りと買いのバランスさえ取れていればなんの問題も無いでは無いか?
まあ、待て。反論はあるだろう、でも最後まで聞いて欲しい。
上司の使うケースバイケースや臨機応変は非常に不愉快だ。そしてそれは世に満ちている不条理でもある。
さてさて、話を戻そう。この場合転売を行なっているのは誰になるだろうか?
答えは全員が転売を行なっている。そしてA店が1番儲かる可能性がある(なぜかな?)
TCGの価格は常に変動し、すぐに手放したほうがいいものも多い。
在庫が無ければ機会損失は起きるし、値段を上げ損なってしまい利益が下がることにもなるだろう。
しかしながら売らなければ買えないのだ、勿体無いことをしたと嘆く暇があれば、そのお金で他のカードを仕入れればいい。
それでは転売のメリットとはなんだろうか?
それは元手がかからないことだ。
そして、仕入れと販売の価格と場所、そして時間を操作できることだ。
レンタルショーケースやオークションサイトが行なっていることも言ってしまえば一種の転売行為だ。「場所と時間を売りますので、好きに商売をしていただいて構いませんよ、その利益はこちらに還元されますのでネ・・・・」といった具合だ。
これは極端な言い方をしたのだが、売買は売り手も問屋や親会社、フランチャイズなどさまざまなしがらみがあるが、転売は限りなくそれを軽減できると考えている。
勘違いをしないで欲しいのだが、僕は転売を諸手を挙げて賛成することも無ければ、強く否定することも無い。
日本人は積極的に儲けを上げることに嫌悪と拒絶感を示す。それは明らかに勿体無いことだ、本音はそこには無いとしてもだ。
「ファンが血眼になって探しているライブのチケットを何枚も転売している奴がいる、許せない!」
「俺が作ったCDがメーカー希望小売価格で売れて、入ってくる印税は数%なのに転売してる奴らはその何倍も儲けている」
しかし売り手としては高く買ってくれる人こそありがたく、またそのお陰で価値が上がるから次は生産量を増やそうと思うわけで、完全にマイナスを受けることは無いはずだ。
人は意地汚く利益を追求していい
競争なき社会は~といった話ではなく、このご時勢ネットの波に乗っかってしまえばモノの価値を図るのは簡単だ。
それをどう利用するかは個人の自由。
ものを作らず、買って売る。
あの企業も、その企業も成り立ちは案外そんなものだ。同人誌を転がすことが巨万の富を生むし、広告を転がしたり、土地を転がしたり、転がせるものは世の中にいくらでもある。
そんな時代だから第一~第二次産業が軽んじられているのだが、どうせあと10年もしないうちに逆転するだろう。なのでこの話はここで御仕舞い。
さて、早速質問を貰ったので答えていこうと思う。
関東全域にお住まいのアンコウさんからだ。
個人経営のカードショップで店主を含めてパック勝負というのは… 1箱を販売したときに上がるはずだった利益を得られないので、経営的には好ましくないのでしょうか?
個人的な意見になってしまうのだが、こういう軽めのギャンブル(あえてギャンブルといわせてもらう)は元締めの利点の方が大きい。いわば寺銭だ。
なぜならば、TCGプレイヤーで現存する全てのデッキを組むなんて人間は、少数派だからだ。
高くても必要の無いカードを手に入れたら売る、という人間は多い。すかさずそこで、「今なら在庫薄いし~~円で買うよ」
パックは売れ、在庫は潤う、まるでサービスしているかのような雰囲気まで醸し出される。
そして、もし「いつか使うかも」って雰囲気を出されたら他のパーツが売れる可能性が高まる。
コモンも纏めて売れるかも? いやいや、それならパックを買うこともあるかも?
負けた人間は可能性に乗っかるし、勝ってる人間は調子に乗りやすい。パックはどんどん減っていくだろう(ついでに君の財布の中身も)
経緯はどうあれ、パックは売れるわけだ。喜びこそすれ、悲しむことは無い。
場の雰囲気を読んで、自分の財布と相談したならば参加するのがいいだろう。
お金の流れだけで考えるなら
経営者的>従業員>顧客
となるが、等しくパックを開封してカードを持ち帰るので結果的にはイーブンの関係だ。
規模がカートンやボックスになると、その限りでは無いが。
それではまた次の機会に
TCGショップをはじめよう!その1「君のアイディアは誰しもが考えている」
2015年12月22日 TCGショップやあ!こんばんは。
つい最近のことなんだけど、僕の友達のT/T氏がTCGショップを畳むことになったんだ。
開業したのは夏の頃だったので4月ほどで見切りをつけたわけだ。別にダラダラと長く続けて、時間と金を消費する必要は無いけど、流石に早すぎる。
とはいえ、ここ2~3年の間は新規店が出来ては消えを繰り返している。
あんしんどう(http://ameblo.jp/hanekuri3/)の例もある。
しかしながらTCG市場は1000億とも言われているので、手を出したくなる気持ちもわからなくは無い。
では潰れる店と、一気に綺羅星のように輝く(晴れる屋のように)店があるのだろうか?
僕自身の偏見と経験を、テーマ別に話していこうと考えている。
「君のアイディアは誰しもが考えている」
今回のテーマはこれだ。
君はお店に行ったときに、ああして欲しいこうして欲しいと要望を店員に言ったことがあるはずだ。無い? もっと店員と仲良くしよう。
1)T/T氏が最初僕に対して「店を開いたら、地域密着型にしようと思う」って言ってきたんだ。
ふむ・・・・・彼は現存しているお店がそうではないと考えているのだろう。
それでは地域密着とはどういう意味だろう?
たとえばベットタウンの場合は、イオンやジャスコなどの大型モールなどの中に店を構えたほうがいい。そうすれば親子連れの客が入りやすくなるだろう、これも所謂地域密着だ。
ビジネス街なら? 商店街なら?
いまどき地域のお祭りや、祭事に積極的に関わることだけが地域密着ではない(しかしないがしろにはできない)
人や交通、商業の特色を考えるべきであり、成長を続けているショップはそれを当たり前に行なっている。
2)「出張買取を行なう」
これもT/T氏の行なった失敗の一つだ。
ブックオフの出張買取はそれはもう簡単だった、バーコードを機械でピッピすれば終わり(簡単!)
では車やバイクは? 単価が高い、また分かりやすいこともあり多少マイナーな車種でもサクサクだ。
TCGショップで買取に出したら30分~数時間かかったことは無いかな。
点数が増えれば時間がかかる、そしてカードの価値は常に変動している、それを全て頭のなかに入れておくのは難しい。
昨日10円だったカードが明日には数万円になってるかもしれない。もちろんその逆もある。
彼が行なったのは人の家に上がりこんで、数時間電子機器とにらめっこするといったことだ。
少数ならすぐ終わるだろう? って。ははは、送ってもらえばいいじゃないか。
この行為自体には大きなメリットがあるかもしれない、しかし僕にはデメリットのほうが多く見える。
だいたい、出張買取ってどこまで行くつもりだい? 関東全域を網羅なんて絶対出来ないだろ。
だったらHP上やツイッターに買取表を作って、郵送してもらったほうが絶対にいい。
二つ程例を挙げたが、何が言いたいかというと
君は君自身が思うより利口ではない ということだ。
人のふり見てなんとやら、という言葉があるように、他人が行なってないことには当然理由がある。
それと同時に、他人が疎かにしていそうで実はしっかりやっていたなんてこともある。
といった具合に毎回浅く浅く、テーマを決めて書いていくつもりだ。
質問があればそれにも答えていこうと思っている。
それでは、また
つい最近のことなんだけど、僕の友達のT/T氏がTCGショップを畳むことになったんだ。
開業したのは夏の頃だったので4月ほどで見切りをつけたわけだ。別にダラダラと長く続けて、時間と金を消費する必要は無いけど、流石に早すぎる。
とはいえ、ここ2~3年の間は新規店が出来ては消えを繰り返している。
あんしんどう(http://ameblo.jp/hanekuri3/)の例もある。
しかしながらTCG市場は1000億とも言われているので、手を出したくなる気持ちもわからなくは無い。
では潰れる店と、一気に綺羅星のように輝く(晴れる屋のように)店があるのだろうか?
僕自身の偏見と経験を、テーマ別に話していこうと考えている。
「君のアイディアは誰しもが考えている」
今回のテーマはこれだ。
君はお店に行ったときに、ああして欲しいこうして欲しいと要望を店員に言ったことがあるはずだ。無い? もっと店員と仲良くしよう。
1)T/T氏が最初僕に対して「店を開いたら、地域密着型にしようと思う」って言ってきたんだ。
ふむ・・・・・彼は現存しているお店がそうではないと考えているのだろう。
それでは地域密着とはどういう意味だろう?
たとえばベットタウンの場合は、イオンやジャスコなどの大型モールなどの中に店を構えたほうがいい。そうすれば親子連れの客が入りやすくなるだろう、これも所謂地域密着だ。
ビジネス街なら? 商店街なら?
いまどき地域のお祭りや、祭事に積極的に関わることだけが地域密着ではない(しかしないがしろにはできない)
人や交通、商業の特色を考えるべきであり、成長を続けているショップはそれを当たり前に行なっている。
2)「出張買取を行なう」
これもT/T氏の行なった失敗の一つだ。
ブックオフの出張買取はそれはもう簡単だった、バーコードを機械でピッピすれば終わり(簡単!)
では車やバイクは? 単価が高い、また分かりやすいこともあり多少マイナーな車種でもサクサクだ。
TCGショップで買取に出したら30分~数時間かかったことは無いかな。
点数が増えれば時間がかかる、そしてカードの価値は常に変動している、それを全て頭のなかに入れておくのは難しい。
昨日10円だったカードが明日には数万円になってるかもしれない。もちろんその逆もある。
彼が行なったのは人の家に上がりこんで、数時間電子機器とにらめっこするといったことだ。
少数ならすぐ終わるだろう? って。ははは、送ってもらえばいいじゃないか。
この行為自体には大きなメリットがあるかもしれない、しかし僕にはデメリットのほうが多く見える。
だいたい、出張買取ってどこまで行くつもりだい? 関東全域を網羅なんて絶対出来ないだろ。
だったらHP上やツイッターに買取表を作って、郵送してもらったほうが絶対にいい。
二つ程例を挙げたが、何が言いたいかというと
君は君自身が思うより利口ではない ということだ。
人のふり見てなんとやら、という言葉があるように、他人が行なってないことには当然理由がある。
それと同時に、他人が疎かにしていそうで実はしっかりやっていたなんてこともある。
といった具合に毎回浅く浅く、テーマを決めて書いていくつもりだ。
質問があればそれにも答えていこうと思っている。
それでは、また